抜毛症の原因・対策

白髪を抜く人は抜毛症(トリコチロマニア)になりやすい理由|抜かずに白髪を克服するには?

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こんにちは、直也です。

白髪があると、ついつい気になって、

抜きたくなったりしませんか?

 

今回の記事では、白髪を抜くと抜毛症(トリコチロマニア)になる理由

と抜毛せずに白髪を克服する方法を書いていきます。

 

白髪を抜くと抜毛症(トリコチロマニア)になる理由

黒い髪の毛の中に白髪が一本ポツリと生えている。

これを鏡で見つけた時は、「抜きたい!」と思うのは人の性でしょう。

 

私も今は白髪が目立ちませんが、高校生の頃に、白髪を見つけて、

よくピンセットで抜いていた記憶があります。

 

しかし、この白髪を抜くという行為は、私は絶対にオススメしません。

 

なぜなら、白髪を抜くことで、抜毛症(トリコチロマニア)に発症するリスクがあるからです。

 

抜毛症(トリコチロマニア)をご存知でない方のためにかいつまんで説明すると、

抜毛症とは、正常に生えている髪の毛や眉毛、まつ毛、陰毛などの体毛を、

抜いてはいけないと思いながらも抜いてしまう癖のようなものです。

 

別名、抜毛癖と言われたり、トリコチロマニアと言われます。

↑Wikipediaより

なぜ白髪を抜くと抜毛症になるリスクがあるのかというと、

人間の痛覚は初めは「痛い!」と感じることでも、

何十回も繰り返していけば、慣れてきます。

 

しかも毛を抜く行為自体は、部位にもよりますが、

「弱い刺激」程度なので、あっという間に慣れます。

 

そして厄介なのは慣れた後です。

人によっては、この毛を抜くことで得られる弱い刺激を「気持ちいい!」と感じてしまうのです。

 

そうなると、人間の脳には恒常性維持機能という、

快楽を得られることを継続しようとする機能が働き、

 

白髪しか抜いていなかったはずなのに、

気づけば弱い刺激を得るために他の健康的な黒髪まで抜き始めてしまうのです。

 

指をポキポキ鳴らしてしまうとか、

貧乏ゆすりをしてしまうとかの癖も同じメカニズムです。

 

もちろんただ白髪を抜くだけで抜毛症にはならない方もたくさんいます。

 

しかし、一定数白髪を抜くことから抜毛症が発症するケースは多いです。

(本人が白髪の抜毛がきっかけと認識している場合が少ないですが)

 

白髪が原因で抜毛症(トリコチロマニア)になった友人

ちなみに私は普段の生活でも抜毛症を公表して生きているのですが、

ある日、高校時代の友人から連絡が来て、

「私も、私も抜毛症で悩んでいる。」という連絡が来ました。

 

その子は女性なのですが、話を聞いていくと、

彼女自身が抜毛症であると認識したのは3年くらい前で、

きっかけは白髪を抜き始めたことからだったそうです。

 

以下、彼女の話を元に、体験談式で書きます。

 

彼女は、初めは鏡を見ながら気になるところがあれば、

ピンセットや手で抜いていました。

 

しかし、白髪は一度抜いてもまた生えてきます。

 

そうするとまたその生えてきた白髪を抜くということを繰り返していくうちに、抜毛癖が慢性化していきました。

 

そしてあるとき、自分でも無意識のうちに、

白髪だけでなく健康的な黒髪を抜いていることに気づきました。

 

それまでも「白髪を抜いたつもりが黒髪を抜いていた」

ということはありましたが、それほど気にしていませんでした。

 

しかしある日、彼女は黒髪を抜いていることに気づき、

これまでとは違う動機で髪を抜いたことに気づきました。

 

それまでは白髪があるとみっともないから抜くという、

手入れ程度に抜いていたにも関わらず、

今では髪を抜かないと落ち着かないから抜くという動機になっていたのです。

 

これは完全に抜毛症(トリコチロマニア)の症状です。

 

結果として、彼女はおよそ3年間もの間抜毛症に悩み、

外出時は毛の薄い部分には、部分的にウィッグをつけて外出しています。

 

幸い、抜毛の量は1日20〜30本程度ということだったので、

まだそれほど最悪の事態というほどではありませんでしたが、

 

これが悪化すると私のように1日に数百本抜毛してしまい、

頭皮を完全にさらけ出すことになってしまいかねません。

 

彼女には抜毛症の治し方を丁寧に伝え、

一緒に克服することを約束しましたが、

この記事の読者の皆様にはできる限りそういう状況になる前に

白髪を抜く癖をやめて、抜毛症に悩まなくていいようになってほしいです。

白髪が原因で抜毛症(トリコチロマニア)が再発してしまう理由

今までは、白髪の抜毛がきっかけで抜毛症になる話を書きましたが、

人によっては抜毛症を一所懸命に克服したにも関わらず、

白髪を抜いたことによって抜毛症が再発してしまう人もいます。

 

抜毛症を長年患っていると、髪の毛を触っただけで、

その髪の毛の太さや毛根の強さなどを想像できるようになります。

(僕だけと思っていたけど、長年抜毛症の人も言っていました)

 

そうなると、白髪も鏡を見なくても触るだけで分かってしまうんです。

 

そして白髪を見つけてしまうと、その異物感から、

「まぁ白髪だし、別に抜いちゃってもいいか。」

みたいな悪魔のささやきに負けて抜いてしまうことがあります。

 

そして、ずっと我慢していた抜毛癖が、

この白髪を抜くという行為をトリガーにして

再発してしまうことがあるのです。

 

実は私も、1度だけ白髪の抜毛で抜毛症を再発したことがあります。

 

1年ほど前の話ですが、認知行動療法がうまくいき、

一時的にですが抜毛症が大きく改善されました。

 

しかし、あるとき外出する前に髪をセットしていたら、

頭部に白髪を発見してしまいました。

 

その時は気にしないようにしましたが、

一度見つけるとずっと気になってしまって、

鏡を見るたびに白髪を探すようになりました。

 

その結果、この白髪が気になる感情に勝てず、

「まぁ、白髪だしいっか」という具合に、

見つけた4〜5本の白髪を抜いてしまいました。

 

そうすると、一気にそれだけ抜いたものですから、

抜毛衝動が再発してしまい、それからまた2ヶ月ほど

抜毛症がやめられなくなってしまいました。

 

今はそれも克服し、1日に抜毛する本数も3〜5本以下なので、

あまり抜毛症を気にすることもなくなりましたが、

やはり再発すると辛いです。

知っておきたい白髪のメカニズム

「抜きたいけど、抜けない」
「かといって放っておくにも気になって仕方がない」

これが白髪の現実なのですが、どうこれを克服していけばいいでしょうか。

そのためにはまず、白髪がどんなもので、

なぜできてしまうのか、白髪のメカニズムについて知っておくべきです。

 

そもそも、なぜ髪の毛が黒いのかというと、

メラニン色素という褐色の色素が含有されているからです。

黒インクが入っていると考えるとわかりやすいです。

日本人の髪の毛には通常このメラニンがまんべんなく点在するので、その結果髪の毛は黒く見えるのです。

 

このメラニンが存在する理由は、主に紫外線から頭部の細胞を守るためにあります。

頭部の細胞には核があり、この核が紫外線によって破壊されると、

DNAが傷つけられ、ガンになったりしてしまいます。

 

これを防ぐシールドの役割になっているのです。

近年ではオゾン層の破壊によって、皮膚病が増えているという

話も流れていますが、実は皮膚病はメラニン色素の少ない

白色人種に多く、メラニン色素の多い黄色人種には少ないのです。

 

黄色人種は自分でメラニン色素を作り出す機能も白色人種に比べて多く持っているので、それで皮膚が守られているんですね。

黒い髪には大切な役割があったのです。

白髪ができる理由と白髪を克服する方法

では、なぜ白髪が発生してしまうのか。

それは、様々な理由により、メラニン色素を作り出すメラノサイト(色素細胞)の機能が低下し、メラニン色素を作りだせなくなってしまうからです。

 

では、その様々な理由にはどういったものがあるかを見ていきましょう。

 

これらを知ることで白髪を事前に防ぎ、同時に抜毛症の悩みからも解放される可能性が高くなります。

 

1、老化

まず1番はやはり、老化です。

どうしようもないと言えばそうなのですが、一応解説します。

 

年齢を重ねるごとに細胞はどんどん動きを弱めていきます。

その結果、メラノサイトも活動が鈍くなり、メラニン色素がうまく生まれずに、

白髪が増えてしまいます。

 

もちろん個人によって白髪が増える時期は異なりますが、

一般的には平均して30代半ば頃から白髪は増え始め、

50代ではほとんどが白髪になってしまう方が多いです。

 

2、ミネラル不足などの栄養障害

髪の毛も当然私たちが食べる食べ物の栄養素からできています。

つまり、髪にいい栄養分を多くとれば、

白髪にもなりにくいということです。

 

白髪を食い止める効果があるとされている栄養素は、

ヨード、チロシン、銅などが挙げられます。

 

ヨードが多く含まれる食べ物といえば、海藻類や魚介類です。

よく「昆布は髪の毛にいい!」と言われますが、これはヨードが多く含まれるからです。

そのほかにも、ヒジキ、カツオ、ブリ、サバ、ワカメなどにも多く含まれるので、これらの食材を食べることがオススメです。

 

チロシンが多く含まれるもので有名なのは、ナチュラルチーズなどのチーズ類です。

果物で言えば、バナナ、リンゴ、アボカド

魚介類で言えば、カツオ、マグロ、タラコなどに多く含まれています。

そのほかにも、大豆や豆腐、アーモンドにも多く含まれるので積極的に食べましょう。

 

最後に、銅が多く含まれる食べ物の代表は、

納豆、ごぼう、サツマイモ、にんにく、玄米、そば、プルーンなどです。

 

これら食べ物は、髪にいいだけでなく健康にもいいので、

ぜひ意識して食べるようにしてくださいね!

 

3、睡眠

髪が最も活発に成長するのは、副交感神経が優位になっている午後9時〜午前2時までです。

もちろんそれ以外の時間も成長はしているのですが、

このメイン成長時間をスマホをいじったりして夜更かししていると、

髪の毛の成長も、細胞の活性もおきなくなってしまいます。

 

4、ストレス

ストレスは髪に強い影響を与えます。

ストレスが白髪にどう関係するのかは人の自然免疫がすごく関わっているのですが、長くなるので説明を控えます。

ちなみに、ストレスが原因で白髪が発生する場合、ストレスを感じてから、平均3ヶ月後にその影響が出るそうです。

このように少し遅れて白髪は発生してしまうので、

その問題に根本的に気づかないことが多いようです。

だからこそ、普段から強いストレスを受けないように息抜きをすることが必要になります。

 

1日30分でも趣味に没頭する時間を作ったり、エステやマッサージに行ったり、カラオケで全力で歌ったり、睡眠時間を30分伸ばしたり、ストレスを軽減できる方法を色々と実践するのがいいでしょう。

 

5、遺伝

白髪は遺伝的要素が大きいと言われていますが、実際ののところまだ解明はされていません。

睡眠や食事の改善、ストレス発散法を用いて白髪を撃退しましょう!

抜毛症(トリコチロマニア)にならないために知っておきたい、白髪を見つけた時の対処法

健康状態や精神状態に変化がない限り、白髪を抜いたとしても、

他の毛に何か悪影響をもたらすことはありません。

 

「白髪は抜くと増える」みたいな説もありますが、

あれには医学的根拠は一切なく、現状増えるという説は完全に否定されています。

 

おそらく白髪を抜くことで白髪がなくなり、

一時的には髪全体が黒くなりますが、

当然また白髪が同じ場所から生えてきますので、

そのコントラストで白髪が増えたように感じるのでしょう。

 

白髪は抜いても増えましませんが、

でもまた同じように生えてきます。

 

つまり何度抜いてもイタチごっこなのです。

 

もちろんあまりにもやりすぎて毛包が完全にダメになり、

生えてこなくなるということは他の毛と同様ありますが、

基本的には生えてきます。

 

なので、白髪を見つけてしまった時は、

抜きたい衝動が起こるのはよくわかりますが、

自分の大切な体の一部だと思って、優しくハサミでカットしてあげるようにしましょう。

 

手間はかかりますが、それで抜毛症になったり、

抜毛症を再発するリスクは防げるので、ぜひやってみてほしいと思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

白髪を引っこ抜いてしまうと、抜毛症になってしまう理由を話しました。

 

脳に変に慣れさせて、快感と結びつけられると、

この状況から脱するのはとても大変です。

なのでできる限り抜かない処置をしましょう。

 

しかし、それでも気になってしまう場合は、

食事や睡眠を改善、ストレス発散、それと頭皮マッサージもおすすめです。

 

それらを駆使して、白髪の出来にくい頭皮を育てていきましょう。

 

それでは本日も最後まで読んでいただき、

誠にありがとうございました。

 

このブログでは他にも抜毛症の治し方など書いているので、

ぜひ読んでみてくださいね!

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