抜毛症の克服方法

子供が抜毛症なのですが何か良い育毛剤や発毛剤、薬はありませんか?

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こんにちは、抜毛症克服コーチの井上つぐみです。

先日あるお母さんからこんなお悩みを相談されました。

「井上さん、子供が抜毛症で困っているのですが、何かいい育毛剤や発毛剤、薬はありますでしょうか?もしあれば教えて頂きたいです。子供は小学5年生の男の子です。」

 

質問をいただき、本当にありがとうございます!!

本日はこちらの質問に回答する形の記事を書きたいと思います。

抜毛症の子供に発毛剤は絶対に使ってはいけない

抜毛症は思春期の直前や直後、小学生、中学生、高校生の頃に多く発生すると言われています。

私の知り合いや読者さんの中でも話を聞くと、それくらいの時期に発症した方が多いですね。

 

この質問をしてくれたお母さんも自分の息子が髪を抜いている姿を目撃したか、あるいは見聞きしたのでしょう。

小学5年生というと果敢な時期ですから、お母さんも心苦しいでしょう。

 

「髪が薄いことでいじめられたりしないだろうか。」

「髪を抜いているところを他の子供たちに見られてバカにされないだろうか。」

「友達ができなくなってしまうんじゃないか。」

 

もしかすると、子供以上に親御さんの方が心配になっているかもしれません。

 

困っている子供見ると、助けたくなるのが親心。

優しいお母さんやお父さんなら何とかしてあげたいと思うはずです。

 

しかし、だからと言って、子供に対して育毛剤や発毛剤を使うことは大丈夫なのでしょうか?

 

結論から申し上げますと、使わない方がいいです。

そして発毛剤だけは、絶対に絶対に使用しないでください。

 

育毛剤や発毛剤も普通の薬と同じで、副作用があります。

その副作用に応じて、薬によっては年齢制限が設けられています。

 

発毛剤の年齢制限は20歳以上となっており、副作用も確認されています。

発毛剤の副作用は、頭痛、肝機能障害、めまい、気分の落ち込み、じんましん、かゆみ、むくみ、そして髪の毛以外の体毛も増えすぎる可能性があるということです。

 

体の機能が成熟し、免疫もある成人ですら副作用を感じることがあるのに、まだ発育途中の子供に、こういった副作用を感じさせてまで、発毛剤を使うべきでしょうか。

 

その場においては、どうにか薄毛をごまかすことができるかもしれませんが、その代償にその子はずっと病気がちになったり、免疫力の低下に悩まされることになるかもしれません。

 

お子さんの方から発毛剤を使いたいと言ってくることはないでしょうから、もし与えるとしたら親御さんです。髪が生えるという点に着目しすぎて副作用を見落とさないようにしましょう。

抜毛症の子供に育毛剤を使うのだいいのか?

続いては育毛剤です。

発毛剤は絶対NGと書きましたが、育毛剤はどうでしょうか。

 

まず年齢制限から見ていきますと、発毛剤が20歳と記載されているのに対し、育毛剤はそういった年齢制限の記載は基本的にありません。

 

なので発毛剤ほどの副作用があるとは思いませんが、やはり全くないわけではありません。

育毛剤の使用でも、かゆみやはれ、炎症が起こるケースはあるようです。

 

ちなみに私は高校生の頃、育毛剤を使っていた記憶がありますが、特に問題は起きていません。

 

ただ、それでも思春期以前の子供に対して、こういったリスクを負わせるのは少々危ないと思います。

 

どうしても発達途中の子供にはこの副作用は大人よりも大きお形で現れがちなので、お子さんの体を気づかうなら使用はやめた方が賢明でしょう。

 

ただ、それでもお子さんに育毛剤を使用させたい場合は、必ず専門医に相談した上で、専門医が容認する育毛剤、育毛薬を使用するようにしてください。

 

全くリスクがなくなるわけではありませんが、少なくとも自分で変なものを選ぶリスクはなくなります。

抜毛症に悩む子供に育毛剤・発毛剤を与えても意味がない

さて、子供が育毛剤・発毛剤を使うことに関して、基本的には使用しない方がいいと書きました。

ここからは、もう少し抜毛症に話を寄せていきたいと思います。

 

育毛剤や発毛剤は、抜いてしまった髪の毛を早く元の状態に戻すのを早めてくれる効果はあるかもしれません。

しかし、残念ながら発毛剤や育毛剤をいくら使っても、根本的に抜毛行為自体を治さない限り、はっきりいって無意味です。

 

使うこと自体を否定しませんが、それと同時に根本的に解決できる方法を親御さんも学んでいくべきでしょう。

 

抜毛症の子供に飲ませたい薬は何?

人口の0.6~3.4%もの人々が苦しんでいるにも関わらず、いまだに治療方法が確立されていない抜毛症ですが、現在では、薬物治療が可能になっており、それで克服された方も現実にいらっしゃるようです。

 

ただし、結論から申し上げますが、薬はあくまで最終手段だと思ってください。

色々試してみた上で、どうしてもダメなら薬を使うというスタンスが正しいです。

 

思春期前後の子供が抜毛症に発症するケースの、およそ4分の1がストレスだと言われており、一般認知としても「抜毛症=精神障害」と捉えられているので、多くの方が子供を精神科・心療内科に連れて行かれます。

そして、基本的には精神科・心療内科では、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という飲み薬を処方されます。

 

このSSRIの細かい説明は控えますが、平たく言えば「抗うつ剤」です。

うつ病の患者さんは脳内のセロトニンの量が減っており、それで不安や気分の落ち込み、自信喪失などをしてしまうので、脳内のセロトニンの量を増やす手伝いをするのが、このSSRIです。

 

立ち位置としては、抜毛症克服のために作られた薬ではなく、効果があるとされる薬です。

 

抜毛症の原因がストレスや強迫性障害の場合は、このSSRIを服用することで、3週間から2ヶ月ほどで、「髪を抜きたい!」という強迫観念が薄れていき、抜毛症が回復する、とされています。

もし、子供が抜毛症になっている理由が、強迫性障害、ストレスで、それ以外の理由がない場合は、この薬で治すことも、夢ではないかもしれません。

 

ただし、当然薬ですから、副作用があります。

 

SSRIに限らず、抗うつ剤に共通して言える副作用は、吐き気・不眠(眠気)・口の渇き・めまい、ふらつきなどです。

薬の力が強い分、大人でも大なり小なり副作用を感じる人は多いようです。

つまり、それを発達途中の子供に飲ませることは、かなりリスクがあるということです。

もし飲ませるなら、確実に専門医に相談してからにしてください。

 

抜毛症を薬で治そうとした時におこる思わぬ大災害

SSRIのような抗うつ剤で抜毛症が治る可能性があるのは、非常に良いことです。

しかし、抗うつ剤にはとんでもないリスクが存在します。

それは大きく分けて3つです。

 

まず一つ目に、薬中毒になるリスクです。

あまり事例としては多くはありませんが、薬を使って強制的にセロトニンの量を増やしていくので、薬がないと自分でセロトニンを生成する機能が低下する恐れがあります。

ちなみにパチンコやカジノにハマってしまうギャンブル症候群の人は、「お金が増えるかもしれないドキドキ感」と「お金がなくなってしまうハラハラ感」に対してドーパミンが過剰分泌され、ギャンブル以外の日常生活でドーパミンが出なくなって、無気力症候群になってしまうそうです。

ギャンブル症候群の人は、ギャンブルをしないとドーパミンが出なくなってしますが、抗うつ剤依存の場合、抗うつ剤がないとセロトニンが生成できず、薬をやめた瞬間に抜毛症が再発するという事態になってしまい、一生薬と生活することになってしまうかもしれません。

だからこそ、ストレス対策を色々試してみた上でそれでもダメだった時の最終兵器くらいにした方がいいですね。

 

二つ目に、抗うつ剤による鬱(うつ)の発症です。

子供は敏感です。自分が精神科・心療内科に連れて行かれたということは、「自分の心に何か問題があるのかもしれない。」「自分はうつ病なのかな?」ということを感じてしまうこともあるでしょう。

そうなると何が問題なのかというと、「自分はうつ病である」という間違った認識が自分の中で芽生え、それが月日が経つごとに増幅され、確信に変わり、最悪の場合、本当にうつ病になってしまう可能性があるのです。

これは病院に通院しなかったとしても同じです。

抗うつ剤を飲んでいるうちに「自分はうつ病なのだ」という暗示をかけてしまい、ただの抜毛症だったのが、うつ病へと変貌を遂げてしまった例もあります。

正直、医療業界については闇が多く、あまり書くと私が危険な目にあうので書けませんが、病院は薬を売ることで儲けているので、薬を売り続けなければいけません。

薬を飲んで回復されてしまうと、優良なリピーターを失うことに繋がるので、治らないようにしているという話も、もはや都市伝説ではなくなっており、常識化されつつあります。

そんな中、何も考えずに専門医に出された薬を飲むのは、正直危険すぎるというのが私の考えです。

薬に頼らない子供の抜毛症を治す最善の道は?

ただ、完全に否定できないのは、抗うつ剤で治ったケースも存在するからです。

 

抜毛症はいまだに確率された克服方法がないため、

どうしても人によって克服の仕方は変わってしまいます。

そのため、いろいろと試してみるべきでしょう。

 

しかし、先にあげた抗うつ剤に関しては、抜毛症が治る可能性もありますが、その裏に隠れた恐ろしい副作用もあるので、そこも踏まえて検討したいところです。

個人的には、まず薬の前に、このブログやそのほかの抜毛症に関する記事を隅から隅まで読んで、抜毛症のことについて詳しくなることが先決だと思います。

また、僕も他の記事で書いていきますが、食事改善やマインドフルネス、運動、趣味、入浴、睡眠などでストレスは大きく低減できますし、それで抜毛症を治すのが最も最高の方法です!

時間はかかりますが、実はそれが1番です!

 

抜毛症の原因がストレスや強迫性障害でない方は、認知行動療法や帽子、絆創膏、テーピング、そして私が最もオススメするアイテムである、無意識の悪癖をお知らせしてくれるリストバンドのような、抜毛癖を直してくれるアイテムや手段もあるので、一つずつ試していきましょう!

詳しくは他の記事に書いてあるのでぜひ読んでください!

 

そして、あなたの実践報告をお待ちしてます!

それでは本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう〜!

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